NPO法人プラス・アーツ

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レポート

11月9日(土)に東京ガスの企業館「がすてなーに ガスの科学館(江東区豊洲)」にて、「東京ガス 火育フェス2013」が開催されました。

今年で2回目となる火育プログラムは、新たに「火育フェス」と題し、午前中はクイズ形式で火について学ぶ「紙芝居」と「マッチすり」を、午後は昨年同様、「灯明」を実施しました。
午後の灯明では講師の尾方さん指導のもと、スタッフと参加者が協力し合って約2,500個の灯明を並べ、今年も感動的な灯明の風景を創り出すことができました。1人では成し得ない大きなものを作り上げるプロセスの中で、初対面の参加者やスタッフ同士が協働し、チームとしての絆が生まれていました。火の持つ様々な力や可能性を感じたイベントとなりました。

 

【イベント概要】
『東京ガス火育フェス ~火のチカラ、火の恵みを実感しよう~』

日   時 :
会  場 :
入 場 料 :
参加者数:
主  催 :
企  画 :
2013年 11月9日(土)
【第一部】10時00分~11時20分
【第二部】13時00分~17時00分 (観賞は18時まで)
東京ガス がすてなーに ガスの科学館
無料
【第一部】 子ども18名+保護者12名 計30名
【第二部】 子ども15名+保護者11名 計26名
東京ガス株式会社
株式会社アーバン・コミュニケーションズ、NPO法人プラス・アーツ

 

【イベント内容】
第1部「火に親しもう」
●火の役割などを学ぶ紙芝居・クイズ (10:00~10:30/わくわーくルーム)
人間と火の歴史や、暮らしの中での火の役割などについてクイズを交えて学ぶ紙芝居を上演しました。紙芝居の中に出てくる古代式火起こしの道具や、昔のガス機器を展示し、子どもたちにも体験してもらいました。

●マッチすり体験 (10:40~11:00/駐車場)
火を扱う際に注意すべき「3つのお約束」について説明した後、マッチすりにチャレンジしてもらいました。正しいマッチの使いかたを教え、グループに分かれて全員がマッチに火をつけました。その後、マッチでつけた火を使いマシュマロを焼いて食べました。

第2部「灯明で地上絵を描こう」   講師:尾方孝弘(建築家/灯明師)
●火の美しさを学ぶ (13:00~13:20/わくわーくルーム)
火がもたらす恵みについてのお話をした後、炎色反応や火のゆらぎを見て「火の美しさ」について学んでもらいました。

●作戦会議 (13:20~14:30/わくわーくルーム)
講師の尾方さん指導のもと、今回のテーマである「花」の絵を子どもたちに描いてもらいました。描いた絵を尾方さんがその場で下絵に盛り込み、子どもたちのアイデアが詰まった設計図が完成しました。また、空いた時間を使い、オリジナル灯明を作りました。

●準備 (14:40~16:30/芝生広場)
午前中から準備を進めていたサポートスタッフと参加者が合流し、灯明観賞までの準備をしました。たくさんの工程がありましたが、参加者とスタッフが協力し合って順調に作業を進めることができました。

●点灯 (16:30~17:00/芝生広場)
いよいよ並べ終わった灯明を点灯します。今年は点灯セレモニーとして、代表者による古代式火起こしと、起こした火からろうそくに火を移しオリジナル灯明へ点灯するというプログラムを行いました。その後、チャッカマンに持ち替え、地上に並べた約2,500個の灯明に点火しました。

●観賞 (17:00~18:00/芝生広場)
完成した地上絵を鑑賞しました。館の開館時間を延長したことで、参加者はもちろん、地域にお住まいの方や通りがかりの方など、たくさんの方々に灯明の風景を楽しんでいただくことができました。