課題 震災後72時間生き抜くための知識を持っている人は少ないのではないか? どうしたらそれを楽しく学ぶことができるか? 解決策 実際に被災状況が体験できるような、防災の学習施設を作る。 実感を持ってもらいながら防災の展示を見てもらい、クイズに答えていくことで知識が身につけられる場所を作りました。 72時間生き抜く知恵を学ぶ、 国営の防災学習施設。首都圏での大規模災害に備え整備された東京臨海広域防災公園内にある、体験型の防災学習施設。1Fの「東京直下72h TOUR」では、マグニチュード7.3、最大震度6強の首都直下型地震の発災から避難までを、ニンテンドーDSで出題されるクイズに答えながら、72時間生き抜く知恵を学ぶ防災体験ツアーです。2Fの防災学習ゾーンでは、首都直下型地震を分かりやすく紹介するミニシアターや、PCによる防災クイズコーナー、世界の防災グッズと防災ゲームの展示が常設され、防災ゲームはその場で体験することもできます。 「そなエリア東京」展示について被災した町を再現したジオラマの中を「ニンテンドーDS」から出題されるクイズに答えながら進む「東京直下72hツアー」や、世界から集めた防災グッズや防災ゲームが展示されている「防災ギャラリー」。防災ゲームを体験できるコーナーもあります。見るだけではなく、体験することで、防災知識を身につけてもらうことが目的です。 世界の防災グッズ・ゲーム施設の2階「防災ギャラリー」に常設展示する防災グッズと、防災教育ゲームのセレクトを、プラス・アーツが担当いたしました。地震の多いアジア諸国をはじめ、アメリカヨーロッパの防災セットをセレクトして展示しています。 また、日本の防災教育ゲームだけでなく、アジア・ヨーロッパの防災をテーマとしたゲームをセレクトして展示。各国で共通していたり、逆に異なっていたりする防災へのアプローチが垣間見れます。 防災イベント企画・運営協力施設のオープンから1年間にわたり、楽しく学ぶ防災をテーマとしたイベントやワークショップの企画・運営協力をさせていただきました。(2010-11年)シェルターを展示する「うぇるかむシェルター!」(2010年)や、「イザ!カエルキャラバン!inそなエリア東京」(2010年)などを開催いたしました。 写真ギャラリー 「そなエリア東京」について もっと深く知りたい方は 東京臨海広域防災公園の ウェブサイトもご覧ください。 http://www.tokyorinkai-koen.jp/ 防災プログラム 一覧に戻る