NPO法人プラス・アーツ

防災は、楽しい。プラス・アーツ

課題

自然災害の多い日本では、暮らしを根本から支えるライフラインが、とつぜん止まってしまうことがある。そんな時、自分たちだけで「考える力」が何より大事。

解決策

身近なものを使って災害をのりきる方法を、みんなで一緒に考えていろいろと「考えた経験」こそが、いざという時に役立つ、もっとも大きな力になる。

これからの日本に、
生きぬく、という科目を。

ガス、水道、電気がない。
そんな状況を、あなたは想像できますか。
ふだん通りの生活はきっと、その時できなくなるはずです。
自然災害の多い日本では、暮らしを根本から支えるライフラインが、
とつぜん止まってしまうことがある。そんな時、自分たちだけで
生きぬく知恵と力が、何より大事になるのです。
この授業では、身近なものを使って災害をのりきる方法を、
みんなで一緒に考えてもらいます。
コンロの火がつかない時、どうやって料理に火を通すか。
食器がなければ、どのように家族で料理を分け合うか。
暖房を使わずに体を温めるにはどうすればいいか。
答えはひとつではありません。
自分なりのやり方を見つけられたら、それがいちばんの正解です。
そうやっていろいろと「考えた経験」こそが、いざという時に役立つ、
もっとも大きな力になる。そう思う防災教室、始まります。

「考える防災教室」教材紹介 

東日本大震災以降、防災教育の必要性がいっそう叫ばれていることを背景に大阪ガスがプラス・アーツと共に開発した次世代教育メニュー、防災教材冊子「考える防災教室」を2014年にリリース。好評につき、2016年にリニューアル。熊本地震や様々な自然災害を受けて最新データを掲載したほか、あらたに設けた「家庭学習編」では、災害時に役立つアイデアや家庭で取り組める備えなどの実践的な情報を豊富なイラストで紹介。マンガやクイズも活用して、対象である小学校高学年の子どもたちに防災の知恵をより身近に学んでもらえる工夫を凝らしました。
サンプルを見る

日本で起こる自然災害を知る|地震や台風・大雨、土砂災害など、日本で起こる様々な自然災害について学べます。発生の確率がより高まっている南海トラフ地震の解説を充実させました。

災害後の暮らしの変化を考える|大災害によってライフラインが使えなくなった時、どれほど不便で不安な暮らしになるかをイメージしてもらいます。熊本地震の最新データも掲載しました。

生き抜く知恵・技をクイズで学ぶ |災害後に起こる様々なトラブルと解決法をマンガで学びます。マンガでは3つのトラブルが発生し、身の回り品をうまく使ってそれらを解決する方法を、クイズで考えてもらいます。

暮らしの備えアイデア集 |水がつかえないときのアイデアや災害時のクッキング術など、家に持ち帰って家庭で備える様々な防災のアイデア集。保護者の啓発にも役立ちます。

家庭で備えるチェックシート |“家の中の防災対策チェックシート”、“避難生活グッズチェックシート”、“緊急連絡カード”つき。家庭での備えをいまいちど点検する機会として活用ください。

おさらいクイズ |家の中の防災チェックをした後は、まちがいさがしやクロスワードのクイズで復習できます。楽しみながら、学びを深めてもらいます。

小学校に無料配布

教材の活用にあたっては、各学校で独自に授業を実施していただけるように教材冊子と教師用解説書がセットで配布されます。教師用解説書には教材冊子の使用法や解説だけでなく、授業に組み合わせて実施できる「紙食器づくり」等の体験プログラムマニュアルや印刷すればすぐ使える補助教材も含まれています。

送付のお申し込みは、大阪ガスの申し込み専用ページまでお願いいたします。

下記ホームページの専用フォームからお申し込み下さい。
http://www.osakagas.co.jp/company/efforts/bousai/booklet/index.html

※教材の提供は、大阪ガスの都市ガスをご利用の地域に限ります。
※教師用解説書は原則、指導者お一人に対し1冊のご提供になります。
※送付数が大量の場合、ご希望に添えないことがございます。

「考える防災教室」について
もっと深く知りたい方は
大阪ガスのウェブサイトもご覧ください。
http://www.osakagas.co.jp/company/efforts/bousai/booklet/index.html