昨年度実施していました、兵庫区震災体験継承事業「シニアと高校生、ともに創ろう減災グッズinかけはしカフェ」で高校生が考えた減災グッズが「減災デザインプランニング・コンペ2015」において審査された結果、奨励賞を受賞しました!
公開プレゼンテーションに参加された高校生の皆さん、おめでとうございます!そしてお疲れさまでした。
奨励賞
「"Happy Flower ~りぼうしぶる~ ―リバーシブルで使えるファッション的帽子―"」
王国屹、児島由香、前田有貴、松原亜里紗、浮田果歩
選ばれた作品の他にも、本事業では高校生が考えた斬新なアイデア満載の減災グッズがたくさん生まれました。
1)津波時に身を守り、水も運べるトートバッグ『おしゃれに防災 AirPop』
2)日常から非常時まで使えるリュックサック『いいだろ 俺達のリュック』
3)持ち運び可能、減災まくら『Happy Flower ~Carry Pillow~』
4)防災バッグ『メロンパン』~かぶって頭巾、うかせて浮き輪~
5)いつでもだれでも明るさを。災害時に活躍する多機能バッグ。『マルチスターバッグ』
震災体験継承事業
「シニアと高校生、ともに創ろう減災グッズinかけはしカフェ」
◆事業の特色
・シニアが語り部となり、高校生へ震災体験を伝えることで、震災体験の継承を図りました。
・高校生が減災グッズの製作に取り組むことで、減災・防災について考える機会としました。
・高校生と近い世代の大学生が調整・促進役として参加しました。
・高校生がシニアや大学生と一緒に取り組むことで、シニアとの世代間交流や近い世代である大学生 との世代間交流を図りました。
・シニアと高校生双方の世代が好きなお菓子を囲みワークショップを実施することで、和やかな雰囲気 の中、交流を深めました。
・高校生が地域のシニアと交流することで、地域活動に関わっていくきっかけを得る機会になりました。
◆減災グッズとは
今回の事業で製作する減災グッズとは、「普段使い出来て、災害時に何かの役に立つもの」です。
災害が起きた時、その被害を100%防ぐことは出来ません。しかしながら、気持ちの準備や装備を 準備しておくことで、災害時の被害の軽減やその後の生活におけるストレスの軽減を図ることができ ます。
◆事業のあゆみ
・8月~11月の間に全5回のワークショップを実施しました。
第1回:オリエンテーション、企画の説明、語り部による震災体験談
第2回:人と防災未来センター見学及び減災グッズアイデアの発掘
第3回:減災グッズアイデアの提案、ブラッシュアップ
第4回:減災グッズアイデアの決定
第5回:減災グッズの使用感の確認、減災グッズを紹介するポスターのレイアウト等の決定
※減災グッズは、神戸芸術工科大学が製作しました。
ワークショップの様子
◆主催
モダンシニアファッションショー「シニアと高校生、ともに創ろう減災グッズ」事業実行委員会
◆協力
ひょうご安全の日推進県民会議、兵庫区役所、NPO法人プラス・アーツ、神戸芸術工科大学
◆参加高校
兵庫県立兵庫工業高等学校、兵庫県立兵庫高等学校、神戸市立神港高等学校、神戸市立楠高等学校、
神戸市立兵庫商業高等学校、神戸学院大学付属高等学校
(参考URL)
●「シニアと高校生、ともに創ろう減災グッズinかけはしカフェ」
ワークショップ開催中の様子
●減災デザインプランニング・コンペ2015
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