2月10日(土)西区聴力言語障害者福祉協会災害対策委員会主催の「第4回防災大学習会」にて、防災カードゲーム「なまずの学校」の実施を支援させて頂きました。
※「なまずの学校」についてはコチラをご覧ください。⇒https://plus-arts.net/?page_id=1585今回の「防災大学習会」では協会員だけでなく、地域の様々な方々(手話サークル員、民生委員、区役所職員、社会福祉協議会職員等)と「防災」について情報交換・情報共有する事を目的とされており、そのためのツールとして「なまずの学校」を活用頂きました。
なまずの学校は地震発生時から避難所生活までに起こりうる様々なトラブルを、身の回りや町にある道具を使い解決していくカードゲームです。
当日は「応急手当」「連絡手段」「夜間時の明かりの確保」に関する問題を選ばれ、実施されました。
様々な立場の人(聴覚障害者、支援者、健常者等)が参加していたため、どの問題でも考え方の違いが伺えましたが、特に「夜間時の明かりの確保に関する問題」では、考え方の違いが顕著に伺えました。健常者は「明かりの入手方法」について考えられていましたが、聴覚に障害を持つ方は「助けの呼び方」を優先的に考えられていました。
聴覚障害の場合、平衡感覚にも障害が及ぶ場合があるそうです。
そのため、例え懐中電灯を手に入れたとしても、その程度の明かりで身動きをすると怪我する恐れがある事から、
「助けの呼び方」を優先的に考えられていました。
≪実施概要≫
◆日時:2月10日(日)13:00~16:30
◆場所:西区民センター(西区糀台5丁目6-1) 1階 多目的ホール
◆主催:西区聴力言語障害者福祉協会災害対策委員会
◆協力:NPO法人プラス・アーツ≪実施問題≫
・「応急手当てに関する問題」
・「連絡手段に関する問題」
・「夜間時の明かりの確保に関する問題」≪当日の様子≫