正しいことより、
楽しいことを。
防災訓練は、つまらなそう。大変そう。
大切なのはわかるけど、今じゃなくても・・・。
震災を幾度も経験したこの国で、それでもいまだに
多くの人が、そんな感覚でいる。私たちプラス・アーツは、
その現実を見つめることから出発しました。
正しいことより、楽しいことのほうが、
伝わるのかもしれない。訓練よりも、遊びのほうが、
みんなの夢中をつくり出せるかもしれない。
そう考えた私たちは、日本各地の地域、行政、企業の人たちと
積極的に手を組み、さまざまな工夫をしてきました。
「イザ!カエルキャラバン!」「地震ITSUMO」「レッドベア
サバイバルキャンプ」など、子どもも大人も楽しく学べる
防災は、私たちがみなさんとつくり上げてきた、とても大きな
成果です。そしてこれらの取り組みはいま、日本だけでなく、
防災を必要とする世界中の国々へと広がり始めています。
でも私たちの防災は、楽しいだけではありません。
防災活動の担い手を、もっと精力的に育てていきたいと
考えています。地域単位で、人を育てる。それこそが、
防災がずっとその地で続いていくための、何よりの
エネルギーになる。そう思うからです。
すべての人が、夢中になれる防災。それを、
すべての人と、すべての地域に、行き渡らせること。
道のりは遠いけれど、それが私たちプラス・アーツの、
いつか必ず実現させたい目標です。
防災の楽しさを、
世界中のみんなに。
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