■日時:2016年7月19日(火)
■場所:しあわせの村 神戸市シルバ―カレッジ
■テーマ:「食を通じた地域・社会貢献」防災教育編
災害時の避難生活を想定し、“電気・ガス・水道”が止まっているという設定で、 「災害時に役立つ非常食・保存食を使った防災レシピ」考えてきてもらいました。 水はできるだけ節約すること、衛生面に気を付けて調理すること、災害時の配給食はおにぎりやパンなどの炭水化物に偏りがちなので 栄養面にも考慮することなどのポイントに考慮しながら、ぞれぞれグループで話し合い、調理し、試食会をしました。
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▲阪神淡路大震災では食器が割れて使えなかったので、紙で作る食器の作り方を練習します!
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▲班のメンバーが考えてきた紙食器の折り方を実践
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▲今回は実際の災害時と同じ状況を体験してもらうため水道の水は使えません!
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▲簡単ツナわかめスープパスタ
▲フリーザーパックで水に浸したパスタで茹でる水を節約
この班は、元々パスタとわかめスープの2品を作る予定でしたが、 話し合いの結果、手間や洗い物のことを考え2つを掛け合わせたスープパスタをつくりました。 寒い日にも嬉しい体の温まるメニューになりました!
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▲炊き込みご飯 食材:無洗米、しいたけ、シーチキン、切り干し大根、七味
▲この班はポリ袋調理にチャレンジ!
そうすることで一つの鍋でたくさんの種類のごはんが炊けるので
避難所でのニーズに対応できます。
▲災害時調理器具も十分ではないので、ハサミで調理します。
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▲全6班の料理がこちら!
温かい汁物を取り入れたり、無洗米をアレンジした簡単レシピを考案したりと、たくさんのアイデアが詰まった料理になっていました。実際に災害時の炊き出しでは、アレルギー表示をしたり、のどが渇かないようになるべく薄味に調理する工夫が必要になるので、災害時でもおいしい料理ができる方法や、備蓄品についての知恵も紹介しました。
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▲調理の後はみんなで振り返りをします。
「もっと簡単で美味しくできるレシピをみんなで考えたい」
「洗い物のことを考えて調理するのが大変だった。」
「災害時はもっと調理が困難になるだろうから、もう少し設備を減らして挑戦してみたい。」
「乾麺や缶詰など普段から家に備蓄しておこうとおもった」
など料理を通して防災に興味を持っていただけました!
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▲災害時の料理についての講義も行われました。
「カセットボンベの使える時間、皆さんご存知ですか?」という問いかけに 皆さん首を傾げます。。
カセットボンベは1本約60分しか持ちません。一ヶ月使うとなると15本~20本必要になります。
普段から使っている調理器具の基本的な知識は蓄えておくべきですね!
備蓄してある災害用の食品は気が付いたら賞味期限が切れていることがあります。
月に一回は食べるようにして、常に入れ替えていくことが大切です。
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工夫と事前の備えがあれば、突然起こる災害にも対応できます。
普段から無理なくできることを考えてみましょう!