ストーリー
はじめまして「わたしは「防災博士(ぼうさいはかせ)」。
防災のことならなんでも知っている天才博士じゃ。
なにをかくそう私は今月から二子玉川ライズの防災研究を
まかされることになってな…
そこで今、ゆうしゅうな研究員をさがしておるんじゃ。
そこで二子玉川ライズのなかまと力を合わせて、
その研究員を集める作戦を考えたそれがこの挑戦状じゃ。
わたしからの挑戦状をダウンロードし、ぜひキミの防災力を見せてくれ!
二子玉川のなかまからのヒントとキミの発想力を使ってナゾに
チャレンジじゃ!
無事さいごのナゾまでとき明かしたモノだけが…
子ども研究員になるえいこうを手に入れられる!
はたしてキミは"さいごのナゾ"までだどりつくことができるかな…?
参加方法
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- 挑戦状を受け取る
- 冊子をここからダウンロードするのじゃ!
両面印刷して左綴じすれば冊子になるぞ!
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- 防災クイズにチャレンジ!
- ヒントをもとに、防災クイズを解くんじゃ!
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- "さいごのナゾ"に挑戦!
- クイズの答えを手がかりにトライ!
二子玉川ライズからの
メッセージ
皆さんこんにちは。
私たちは二子玉川ライズで防災イベントを開催し
「楽しく学べる防災」を毎年皆様へ
お届けしていましたが、今年は直接お会いするのが
難しい状況です。しかし、こんなときだからこそ
Withコロナにおける防災について考えるきっかけが
必要だと
考え、地域の皆様とライズ職員が協力し
本企画が実現しました。
ライズから届けたい防災の大切なこと、
是非楽しみながら学んでください。
挑戦状制作秘話
今回みんなに挑戦してもらった冊子を制作するにあたって、実は二子玉川のなかまたちとのべ3日間によるワークショップを開催していたのじゃ…
ここでは冊子の中で紹介しきれなかった、だけれども、みんなにもぜひ知ってほしい大切な話を書いておいたぞよ。ぜひのぞいて見てくれたまえ…!
「ひなん」に
まつわる二子玉川のみんなの話
自分が働いているときに、災害がおこった場合、どうやって家族と連絡を取るかとか、逃げるにしてもどんな経路で避難をするとか、やっぱり考えておいた方がいいですよね。
家が川原から徒歩10秒の立地にある「鎌田」という所で暮らしてます。浸区水域なので、台風第19号のときにはかなりまずい状況でした。集団心理というか、周りの人もどんどん避難しているので、自分達も「避難所へ行かなきゃ!」と思っていたのですが、ネックになったのがペット(ネコ2匹)の存在でした。
悩んだ結果、結局私たちは避難所に行きませんでした。どうしたかというと、鎌田から坂を登った所にある「岡本」という地域に友人の自宅があったので、申し訳なかったけれど家族4人とネコを連れて一晩泊めさせてもらうことにしたんです。
結果として自宅の浸水被害はありませんでした。ただ今になって冷静に考えると、全然その避難ってアリだなと。行政側の目線で考えても「この避難所が開いている」という情報は発信しますが「そこに絶対行かなければならい」ということではありません。
例えば、浸水時には避難所へ向かう事自体が危ない場合もあるし、避難所が満員で入れないことも起こりうります。マンションにお住まいの方であれば高い階へ避難をするとか。過去私がしたように友人の家へ避難する選択肢を持っておくべきかもしれません。
各自が災害に直面する前からドコが安全かを確認して、避難所以外の選択肢もあることを知っておくとより安心ですね。
台風第19号を踏まえて多くの避難所を確保しなければと対応を検討していたところに新型コロナウイルス感染症がやって来てしまいました。感染症対策のため、受入れ人数が通常の半数になるため、体育館以外の部屋も避難スペースとして確保するよう進めています。
感染症の陽性反応者や濃厚接触者など自宅待機の方で、多摩川洪水浸水想定区域に居住の場合は、保健所からの連絡により、安全な避難場所に移送します。
また避難所に来た体調不良の方は、別の部屋に隔離をしたうえで保健所の指示に従います。
感染症対策として、マスクや非接触型の体温計や手指消毒液などを避難所に備えてありますが、皆さんご自身でマスクや消毒液などのご用意頂ければと思います。
避難の際には情報の取捨選択が大切になると思います。ただ災害時に関する情報というのは、複雑で種類も多いので例えばシニア層の方など、しっかりと理解するのが困難なのではと…
なので、そこは街づくりの一旦を担う立場として、できればライズとしてもイザというとき役立つ情報を分かりやすく手に取りやすいカタチで発信していければいいなと思います。
去年台風19号がやってきたときに、どうやって避難するべきかすごく悩んで・不安になりました。住んでいるところが、大家さんがとても近い距離にお住まいでしたので、相談をしに行きました。
やっぱり一人暮らしだと、不安だし身近に相談できる人がいるのは大きいと感じました。
「そなえ」に
まつわる二子玉川のみんなの話
東日本大震災が発生したまさに、そのタイミングで富士急の「ええじゃないか」っていう絶叫系アトラクションに乗ってたんですよね。その瞬間は本当に覚悟をしたんですけれど、なんとか無事で。
止まったコースターから降りてレールの上を歩いて避難しました。近場のホテルがロビーを開放してくれて、そこに友達と一晩泊めてもらうことに。そこで分かったことは、避難した後って「やることがない」ってことです。そんな状態でずっと過ごしていると不安になってくるので何か気がまぎれることができないかなとバックを探ってみたら、たまたま「トランプ」があって、それで友達と大富豪をやり始めたんですよね。そしたらいつの間にか時間が経っていた。なんてこともありました。いざというときのために防災グッズをちゃんと用意しておくことも大切ですけれど、こういった娯楽的なアイテムを持っておくのも一つの備えとして有効なのではと思います。
個人的にも水・食料などの備えは一応してはありますが、物の備えだけではなくて、災害時にどうやって避難する、どこへ逃げる等を考えておくシュミレーションをしておくことも必要だなと改めて感じてます。
非常食も昔よりもとてもおいしくなりました。ふだんの食事に取り入れることでイザというときに、抵抗なく食べられる「心のそなえ」になりますね。
私は趣味がキャンプで、車の中にいつもランタンとかコンロとかレトルト食品とか、寝袋やテント等キャンプ用品を一式入れてます。休みの日は、その車でキャンプへ行ってます。キャンプ用品ってサバイバルグッズですし、もしイザというときに車に乗って公園へ避難したとしても、車が自分の避難所になるんじゃないかと思います。
以前災害あったときに、ガソリンスタンドで給油をしに行こうと思って行ったら、1台10ℓしか入れられないことがありました。防災グッズの備えも大切ですが、生活インフラとして車を機能させるために、ガソリンをいつも満タンの状態にしておくこともイザというときの安心につながると思います。
「ステイホーム」に
まつわる二子玉川のみんなの話
ステイホーム期間でも医療従事者の多くは入院患者さんのケアや通院がどうしても必要な方のために出勤が必要です。医師や看護師らは使命感を持って懸命に現場で従事していますが、やはりみなさんも家庭をお持ちだったりします。医療従事者が家庭にいる場合、緊急事態宣言の頃はご家族が会社からテレワークを勧められたりすることもありました。おうち時間が増える事でのストレスや、自分がうつしてしまうのではないかとの不安もあったと思います。現在はわかってきたことも多くルールを守って生活することが大切だと思います。新型ウイルス感染症によっていろいろな日常の変化が起きていましたね。
入社してからすぐに自粛期間に入ってしまったので、職場にも行けず外にも出かけられないので、家にいる時間がとてもたくさんありました。体もあまり動かすことがなくなってしまって「このままじゃまずいな…」と逆に「健康意識」が高まって、家の中でできる筋トレをやり始めましたね!
あとは、どこにも行かないので自然とお金が貯まりました…!
ステイホーム期間中は、ふだんなかなか一緒に過ごすことができていなかった家族と、家の中でともに過ごすことができるようになりましたね。ただ家にいたとしても、テレワークで仕事をしていたりとかで、皆でなにかをしているという訳でもないんですけれどね。子どもも、いつかは大きくなってこうやって過ごせる時間が少なくなっていく訳ですし、そう考えるともの凄い貴重な時間であることを実感していました。できればせっかくの機会なので豊かに過ごす時間をつくれたらなと思いますね。
二子玉川のなかまのみんな!今回は私と二子玉川の子どもたちのために、よくがんばってくれた!みんなの協力なくしては、今回の企画は成しえなかったであろう…!また来年もライズからともに子どもたちへ防災を届けてゆこう!
- ワークショップ参加団体(順不同)
- 東急、東急コミュニティー、東急セキュリティ、東急ライフィア、東急モールデベロップメント、 玉川総合支所、玉川消防署、玉川病院、二子玉川駅、SBSロジコム、二子玉川不動産、清雪玉川乳業、Bar太田屋、ナトー・コーポレーション
二子玉川ライズが
過去に行なってきた
防災の取り組みについて
二子玉川ライズは2011年度より、地域の防災意識の啓発をNPO法人プラス・アーツと協働し、推進して参りました。小さなお子様やご家族で参加いただける防災の取組として防災イベント「イザ!カエルキャラバン!」を開催してきました。おもちゃの交換会と楽しみながら学べる防災訓練が合体したこの企画は、人気のコンテンツとなり毎年3,000組以上のお客様がご参加頂けるようになりました。玉川消防署・玉川病院等、地域の団体様にも協働頂き、豊かなプログラム内容を毎年企画しております。2017年からは、おもちゃの交換会からスタンプラリーへと企画の枠組みを変更して、さらに多くのお客様にお楽しみ頂けるような内容へと毎年成長を続けております。