2008年、豊洲の“防災のお祭り”として始まった「豊洲防災EXPO」は、今年で10年目を迎えます。
「家具転倒防止」、「防災グッズ」、「食料備蓄」、「トイレ問題」などの“事前の備え”について、毎年、趣向を凝らして発信してきましたが、これらのテーマは、東日本大震災や熊本地震など、この10年の間に起こった大震災時にも繰り返し課題となり、その重要性を再認識することとなりました。
一方、それぞれのテーマの中身については、大きく変化してきています。
「在宅避難」や「マンション防災」などの新しい考え方が登場し、備えるべきものの質や量が問われるようになりました。
今回のイベントでは、この10年で防災のカタチがどう移り変わってきたのかを、展示や体験を通して、分かりやすく伝えます。
「BO-SAI 暮らしの学校」では、この10年間に日本を襲った大震災の現場の状況を、新聞記事を通して
振り返り、そこから学んだ教訓や現場で役立つ知識や技を、様々な体験を通して学ぶプログラムを展開します。
「東京ガス イザ!カエルキャラバン!」では、「そのまえ」、「そのとき」、「そのあと」という3つのテーマを設定し、地震発生前から避難生活まで状況ごとに役立つ知恵や技を紹介します。
いずれも、親子がいっしょに楽しみながら、防災の知識や技が自然と身に付くプログラムです。
「たのしい」。だから夢中になる。
それが「たのもしい」へのいちばんの近道。
豊洲地区一体で開催するこのユニークなイベントに、ぜひご家族でお越し下さい。