今年で6年目となる豊洲地区恒例の防災のお祭り「BO-SAI EXPO 2013 in 豊洲」。
アーバンドック ららぽーと豊洲では、昨年に引き続き、スクール形式の「BO-SAI暮らしの学校」を実施し、がすてなーに ガスの科学館では東京ガス主催によるイザ!カエルキャラバン!が行われました。
両イベントが連携し、いままで以上に、遊べて学べる、防災のお祭りになりました。
防災スクール
被災時に特に重要な問題となる「トイレ」のことやイザという時も役立つ「アウトドアグッズ」、家ですぐにできる「家具転倒防止」の方法などについて最新の情報が紹介されました。災害時にも役立つカセットコンロを使った「料理の技」の紹介では、専門の講師の方が調理方法の紹介をしながら代表的なメニューの試食も行われました。
イツモの備え(家具転倒防止/防災グッズ)
実際に家具転倒防止グッズを取り付けた家具や振動実験映像を見ながら、取り付けの有無による転倒具合の差や効果的な取り付け方法を紹介しました。また、災害時に役立つ防災グッズのコーナーでは、具体的な使い方やアイデアなどを書いたPOPとセットで展示し、お客様へのさらなる情報の提供を行いました。
地震発生(地震のメカニズム)
地震のメカニズムをパネルや模型を使って伝えるプログラム。地震のメカニズム模型では、実際にプレートが沈み込む様や、震度4、震度7と2種の揺れが起きる状況を再現。さらに揺れを感知して緊急地震速報のメロディが鳴る仕組みになっているなど、細かな動きが、参加する子どもたちを引き付けました。
地震直後(応急手当/心肺蘇生法講習会/地域防災情報)
身の回りにあるものを用いた「骨折の手当て」や「ケガの応急処置」の方法や、「心肺蘇生法」、「AEDの使用方法」を実演を交えながら紹介しました。また、地域防災情報コーナーでは江東区防災課の担当者による防災MAPの解説の他、立体模型地図を用いた水害の知識についても教えて頂きました。
避難生活(サバイバル×キッチン/サバイバル×トイレ/サバイバル×水)
「食」「トイレ」「水」の問題をテーマに避難生活で役立つ知識を紹介しました。おすすめの非常食や一週間を生き延びる備蓄方法を紹介したり、携帯トイレの使い方を紹介したり、都内の「給水拠点」の紹介や水を運ぶ技なども紹介しました。
店舗連携
館内の回遊性を高めながら、防災知識も身につけることができるクイズラリー。昨年に引き続き店舗のご協力を得、参加は4店舗に増えました。
東急ハンズ、無印良品で取り扱いのある商品はイベント実施会場で展示され、会場にあるものが店舗でも購入できるというつながりを持たせました。
協力店舗:東急ハンズ、無印良品、フードストアあおき、紀伊国屋書店)
「防災」をテーマとした情報発信
「だいじょうぶキャンペーン」の協賛企業を中心に防災に関する企業のサービスや製品などを、パネル展示や実機実演などで紹介しました。
(協賛:IHI、セコム、JR東日本、千葉科学大学、三井不動産、救急ヘリ病院ネットワーク)